【男性・女性別】クラリセージのやばすぎる効果・効能は？おすすめの使用方法まで全て解説

効果効能が沢山あるクラリセージは、ハーブのような爽快さと甘さを兼ね備えた上品な香りを持っており、「女性のためのハーブ」とも呼ばれるほど女性の困りごとに対し効果を示してくれます。

この記事では、そんな気になる効果や効能と共に、使用方法についても徹底解説していきます。

クラリセージは、多くの効果を発揮してくれる精油です。

前提知識となるクラリセージ自体の特徴と特徴的な香りについてこのページで学んでいきましょう。

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D12 ブリリアントレッドという精油にクラリセージが含まれているので、

効果を実感できるはずですよ！ディフューザーと合わせて試してみましょう。

Contents

クラリセージってどんな植物？

クラリセージはラテン語である「Clarus（明るい・明白な・澄んだ）」に由来している地中海沿岸を原産としたシソ科の二年草植物で、和名は「オニサルビア」です。開花のシーズンは5月から7月にかけてで、成長すると1メートルを超える非常に背の高い植物です。花の色はラベンダーと比較すると、少し薄い紫色で非常に特徴的な色合いをしています。寒さにも強いので、ガーデニングでも大人気の植物です。

クラリセージの花言葉は「澄んだ」「透明な」で、純粋なイメージを彷彿とさせます。

「女性のためのハーブ」と呼ばれ、ハーブティーなどにもよく用いられています。この効果は主にクラリセージの含まれるスクラレオールという成分由来で、ホルモンのバランスを整えてくれる効果があります。

クラリセージの精油の香りはどんな匂い？

クラリセージの香りは、ハーバルな印象の後に、甘さのあるパウダリーな香りです。

香り自体の強さは中程度で、クラリセージに含まれる香りの成分である酢酸リナリルはラベンダーに、リナロールはクロモジに含まれます。

そのため、それらに似た香りと表現されることもあります。

このクラリセージの香りは、パウダリーな少し甘めの漢方のような香りで人によっては臭いと感じる可能性はあります。俗に言う「一般人受けしない香り」です。

ですが、必要と感じる時は、普段は臭いのに臭くなく感じるのです。

「今日はなんだか臭いな」と、いつもと違う違和感を感じたら、身体がクラリセージの精油を欲していないサインかも。

クラリセージの効果・効能は？

クラリセージは「女性のためのハーブ」とも呼ばれており、精神面や美容面に多くの作用を示してくれます。

精神面に対する効果はあるか？

クラリセージの香りは、精神面に良い作用があると言われています。これは2つの成分「酢酸リナリル」と「リナロール」によるもので、心を落ち着かせる鎮静作用を持っています。緊張やイライラに対してお悩みの方にはぴったりの精油です。

「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンとオキシトシンの分泌も促されると知られています。これは、酢酸リナリルが脳に直接働きかけるために生じる現象です。

健康面に対する効果はあるか？

クラリセージの精油には、女性ホルモンに似た成分として知られている「スクラレオール」が含まれていることも大きな特徴です。このスクラレオールは、月経不順やPMS、更年期障害などの女性特有の症状の改善してくれます。

クラリセージの精油に含まれているスクラレオールには鎮痛作用もあり、頭痛や筋肉痛、腹痛などの痛みを和らげてくれます。他にも、高血圧の改善にも有効な「リナロール」も含まれており、様々な用途で使われることもあります。

美容面に対する効果はあるか？

リナロールは抗炎症・抗菌作用も持っているため、肌の炎症を和らげる効果が期待できます。過剰な皮脂によるテカリなどで悩んでいる人に特に効果的です。

頭皮のベタつきやフケにも効果を発揮してくれるので、男性の利用もおすすめです。

クラリセージは男性にも効果があるの？

結論から言うと、上記にまとめた月経不順以外効果については、同様の効果が男性にもあります。

また、研究の結果からクラリセージは、男性のテストステロン（男性ホルモン）の分泌量を増加させることが分かっています。

精力剤としての役割だけでなく、脱毛の効果も期待できるので、男性・女性に関わらず積極的に生活に取り入れていきたいですね！

効能を活かす精油の使い方

ここからは、誰でも簡単にクラリセージの精油を取り入れられる方法を紹介します。ぜひ今日から実践してみてくださいね。

精油の効能を得る芳香浴
手作り化粧水で美容効果を得る

１，香りの効能を得る芳香浴

芳香浴をするときは、精油を数滴垂らすだけ。簡単ですぐ実行できます。心を落ち着かせたいと思った時、気分が落ち込んでしまった時は、ディフューザーに精油を垂らしてみましょう。部屋がリラックスできる空間に変わりますよ。

ディフューザーがない方は、お湯を張ったマグカップに精油を垂らしてみましょう。香りが湯気とともに立ちのぼります。

ハンカチやタオルに精油を染み込ませておくと、場所を選ばす楽しむことができます！

２，手作り化粧水で美容効果を得る

好きな香りでオリジナルの化粧水を作ることができます。精油や芳香蒸留水などを使います。芳香蒸留水とは、精油が作られる過程でできる水溶液のことです。そのものにも香りがあるため、「アロマウォーター」や「フローラルウォーター」とも呼ばれています。

＜必要なもの＞

精油：5滴
芳香蒸留水（または精製水）：50mL
無水エタノール：5mL
グリセリン：5mL
耐熱性ガラスビーカー
耐熱性ガラス棒
耐熱性+遮光性の保存容器

＜作り方＞

ビーカーに無水エタノールと精油を入れて、ガラス棒でよく混ぜる
①に芳香蒸留水とグリセリンを入れて撹拌する
耐熱性+遮光性の保存容器に移す

＜ブレンド＞
クラリセージ単体だけではなく、他の精油と混ぜて作るのもおすすめです。美白効果がほしい方はラベンダーを。美肌になりたい方はゼラニウムやフランキンセンスを。これらは簡単に手に入るので、是非試してみてはいかがでしょうか。

マッサージで美容とリラックス効果を得る

“トリートメント法”という使い方もよく知られており、身体や顔などの肌に塗布し、香りを楽しみながら肌ケアする方法です。ホホバオイルなどの植物性のオイルをベースに、精油を1％以下（フェイスの場合は0.5％以下）の濃度で混ぜてトリートメントオイルを作ります。今回はその方法のうち、「ヘッドスパ」と「ボディマッサージ」を紹介します。

＜ボディマッサージ＞
1. 植物性オイル20mLに対し、クラリセージ精油を4滴を入れて撹拌。
2. この精油を用いて全身をマッサージする。

＜ヘッドスパ＞
1. 植物性のオイル15mLに対して、クラリセージ精油を1滴入れて撹拌。
2. 精油を用いて頭皮に揉み込むようにマッサージ
3. マッサージ終了後は20分経過後にすすぎ洗いをする

肌の弱い方は、皮膚トラブルが起きないかを低い濃度で試してから行いましょう。